エンジニアの中には、今までの経験を生かしながら「キャリアチェンジをしたい」と考えている方もいると思います。長い間、同じ業種や同じ職場で仕事をしていると、「仕事の幅が広がらない」と感じることもあり、違った職種や業界へのキャリアチェンジを考える方も少なくないのです。
では、エンジニアの関連性を考えたキャリアチェンジについて考えてみたいと思います。キャリアチェンジを考えている方は、しっかりとビジョンを見極めた将来が描かれていますか。安易に、「この業界はもう離れたい」「違う業界を経験してみたい」と考えている方もいると思いますが、これでは面接時に担当者に安易なキャリアチェンジだと見抜かれてしまいます。「本当は、単に前の職場が嫌になっただけでは?」と思われてしまってはキャリアチェンジは失敗に終わってしまいます。キャリアチェンジを成功させるためには、しっかりとした将来のビジョンが見えていることが大切です。今までの経験をどう生かし、更に新たな知識をどのように取り入れていくのかを具体的に伝えることが必要となるでしょう。
具体的に、どういったビジョンを描いているのかを担当者に伝えることが出来れば、担当者の好感度を上げることも出来るでしょうし、「ぜひ、うちで活躍してほしい」と採用の切符を手に入れることも出来るでしょう。それだけ、前職とキャリアチェンジしたい環境との関連性は大切ということなのです。安易な気持ちでキャリアチェンジをしようとすると、担当者につっこまれてしまい、対応出来なくなってしまうこともあります。
大切なのは、今までの経験を様々な環境で生かすことが出来るエンジニアが、それらをアピールするためにどう伝えていくかなのです。